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目次を付ける その2

1999年5月22日公開・2005年7月10日更新

次に、テキストエディタで一気に目次を付ける方法を示します。

目次の情報は、.hhcファイルに格納されていますが、実は .hhcファイルの形式もHTMLと同じです。 注意すべき事は

  1. 各見だしはHTMLのタグで<UL>を利用していること。

  2. <OBJECT>タグで、Active-X を呼び出していること。

です。

試しにHelp Workshopを使用して、適当に目次を付けて、その.hhcファイル をテキストエディタで見てみましょう。

例えば、

メイン +-- サブ1

のような目次の場合、Help Workshopは次のようなhhcを作り出します。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//IETF//DTDHTML//EN">
<HTML>
<HEAD>
<meta name="GENERATOR" content="Microsoft&reg;HTML Help Workshop 4.1">
<!-- Sitemap 1.0 -->
</HEAD><BODY>
<OBJECT type="text/site properties">
  <param name="Window Styles"value="0xc00627">
  <param name="ImageType" value="Folder">
</OBJECT>
<UL> 
    <LI> <OBJECT type="text/sitemap">
         <param name="Name" value="メイン">
         <param name="Local" value="main.htm">
         <param name="ImageNumber" value="1">
         </OBJECT>
    <UL>
    <LI> <OBJECT type="text/sitemap">
         <param name="Name" value="サブ1">
         <param name="Local" value="sub1.htm">
         </OBJECT>
    <!-XXX ->
    </UL>
</UL>
</BODY></HTML>
のような具合です。
これに、次のように
メイン +-- サブ1
    +-- サブ2
サブ2を追加する場合、

<!-XXX ->の位置に
    <LI> <OBJECT type="text/sitemap">
         <param name="Name" value="サブ2">
         <param name="Local" value="sub2.htm">
         </OBJECT>
を挿入すれば良いことが容易に想像できます。 つまり、 hhcファイルは通常の HTMLのファイルのDLタグの拡張で簡単に作れます。
Help Workshopをゴソゴソするより、直接、上記の部分をエディタでカット&ペースト した方が早いと言う訳です。 
補足
タグの書き方は、上記のものから変更しない方がいいようです。 例えば、 
<LI>タグと <OBJECT> タグが同一行にないとだめだとか、
<param ..>タグは一行に独立して書かないとうまくコンパイルできないという情報があります。

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